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Интервью Акане Тасигахара газете Yomiuri 2008

草月流家元 勅使河原茜さんインタビュー


草月流第四代家元の勅使河原茜(てしがはら あかね)さん

いけばなはマイナスの美学

 いけばなの「草月流」が新宿・高島屋で6月12日から17日まで、草月いけばな展「草月会所蔵コレクションにいける」を開催する。いけばな展では 草月会が所有するピカソや魯山人など40人の作家の器を使用し、草月のいけばな作家200人余が出品するという初の試み。展覧会のプロデューサーでもあ り、自身もいけばなを出品する草月流第四代家元の勅使河原茜(てしがはら あかね)さんに話を聞いた。

 茜さんは初代家元勅使河原蒼風を祖父に持ち、第三代家元で映画監督でもあった勅使河原宏の次女として1960年に生まれる。叔母の第二代家元・霞 と幼い頃から接し、いけばなの手ほどきをうける。2001年に第四代家元継承。いけばなを通じ感性と自主性の育成をめざす「茜ジュニアクラス」を開講し、 3歳から18歳の子どもたちへの指導に力を注いでいる。

草月いけばな展にむけて

Q茜さんがいけばなを始めたきっかけは?


茜ジュニアクラスで

A叔 母の霞(第二代家元)が「ジュニアクラス」をやっていて、小学校低学年のときにいけばなを始め、2年くらい通っていました。中学、高校生とずっと続けてい たわけではありませんが、家の中には常にいけばながありましたので、いけばなのエッセンスみたいなものは無意識に身についていたと思います。両親からいけ ばなをやるようにいわれたことはありません。自分のやりたいことを見つけなさい、とだけいつも言われていました。だから私も姉も妹もそれぞれの道を選び進 みました。

 私は、幼児教育に興味があり、学校卒業後4年間幼稚園に勤めていました。事情があって幼稚園を替わろうかなという時に父(第三代家元勅使河原宏)に「草月で働いてみないか?」とすすめられ、草月に入りました。

 秘書室や広報部の仕事を経て、副会長に就任し、しばらくして「幼児教育に携わっていたのだから、子どものクラスをやってみないか?」と父にいわれ、89年に「ジュニアクラス」を始めました。

Qお父さまはどんな方でしたか?

Aとてもきびしい人でした。仕事や、食べ物などひとつひとつこだわりを持っていて、何事にも真剣に向き合っている人でした。

Q怒られたりしましたか?

A子どものころ、直接怒られることはあまりありませんでしたが、父がいるといつも緊張感がありました。私たち三姉妹と母がにぎやかにおしゃべりしていても、父が来ると静かになったり。

 でも、小さいときは、友だちを家に呼んでパーティーをしたりすると、顔を出して、一緒に楽しんで相手をしてくれたりしましたよ。忙しかったのでいつもいるというわけではありませんでしたが、節目、節目にはいつも一緒にいてくれてメリハリがありました。

Qいけばなは、和風のイメージが強く、現代では和室が減ってきましたが、草月のいけばなは洋風な家にも合いますよね?

A現代は、畳や床の間のある家が減ってきましたが、それがなくてはいけばなは成立しないとは考えていません。


草月会館内のジョルジュ・マチウの絵の前で

 逆に草月では、日本間がなくなったからどうしようではなく、今あるこの空間に対してどういう風に表現したら、植物が一番美しく存在することができ るのか、そのために必要なものはなんだろうかと、考えます。時代や環境、空間にあわせて変化していくのが草月のいけばななのです。

 また、見るだけでなく体感するもの、スケールの大きな場所や、舞台美術など、どんな場所でも存在できるのも草月のいけばなの特徴だと思います。

Q「ジュニアクラス」で、子どもたち自身はいけばなをどのように捉えていますか?

Aク ラスは小学校低学年の子どもが中心ですが、3歳くらいから始める子もいます。そういう子は最初は自分の意思ではなく、いけばなをやっている母親や、祖母に 連れられてくる子が多いです。お花が好きな子や、近頃なかなか植物に触れる機会がないのでと習いに来る子もいます。3歳、4歳の子には、遊び感覚で教えて います。

 最初はとにかく自由にやらせます。そして、どうやったらお花がきれいに見えるかが次第に分かり、みんなに楽しんでもらえる喜びを知って、どんどんおもしろくなり、自信もついてくるのです。

 小学校高学年くらいになると、テキストを使って「型」を教え、どうしたらいけばなに立体感が出て、強弱がつきそこに美しさが生まれてくるかを教えます。

 3歳から18歳までいるクラスなので、私は年齢や性格などを考えて、ひとりひとりによって教え方を変えています。

 親がなんでも決めてしまうのではなく、自分の意思でここに来て、花や器を自分で選び、作品を完成させる。いけばなによって本当の自分を表現するこ とができるようになるのです。自分でなんでも決めなければいけないということに最初は戸惑いますが、自分がやったことの成果が出ると安心感が生まれ、自信 につながり、積極的に教室に通うようになります。

Q草月の「型」の特徴とは?


A「型」はどの流派にもありますが、草月では花型の勉強を通して、植物の性質を学び、いけるために必要な技術や基本的な構成力を身につけます。

 基本を勉強した後は、先生のまねをするのではなく、自分の個性をどう表現するのかを追究するという点が一番の草月らしさだと思います。

Q昔は、いけばなというと「行儀作法」や「花嫁修業」を学ぶというイメージがありますが、現代ではどうですか?

Aい けばなを通して人間的に成長することを目指す点では今も昔も変わりません。特に子どものクラスでは最初のあいさつから器の用意、いけ終わったあとの片づけ までを3歳の子にもやらせます。最後まで全部自分でやってこそおけいこの意味があります。そういうことはとても必要だと思います。

 昔からの茶道や華道という道としては、現代風のスタイルに変わり、机の上で行ういけばな教室でも、そうしたことがなぜ必要なのかを教えて行きたいと思います。

Q「男子専科」というクラスがあるそうですが

Aこのクラスは先代の父が作ったのですが、女性ばかりの中に男性はなかなか入りにくいということで、気兼ねなく男性も学べるようにと始まり、24年続いているクラスです。

 年配の男性だけでなく、若いビジネスマンなど、幅広い職業の方が来ています。ひとりひとりの目的がはっきりしているのがおもしろいです。7時すぎ に仕事の合間に来て、また仕事に戻ったりと、時間に追われているビジネスマンはいけばなに集中することによって、ここで自分を癒したり、誰にも何も指示さ れず自分をさらけ出したりできるのだと思います。

 また、飲食店の方が盛り付けや器とのいろどりを学ぶために来たりもします。

 あと、ジュニアクラスは18歳までしかいられないので、そこから男子専科に移った学生の男の子もいますよ。

Qいけばなを通して伝えたいことは?

A 花をいける時間はとても集中できる時間です。自分を振り返り見つめることができます。精神的にゆとりがない時はそれが作品に出て、もっと余裕を持たなくては、と花を通して自分の状態を知ることができます。

 性格の細かいところ大雑把なところも、鏡のようにいけばなが教えてくれます。長所も短所も素直に受け止めて、どうすればいいのか、 自分をさらけ出して見つめなおすことはとても勇気のいることで、自分との戦いだと思います。でも、自分を磨き高めていくにはどうしても必要なことです。

 いけばなを深めていくと、どんどん世界が広がっていきます。人間として成長したり、自分を見つめなおす機会ができて、いいリズムがある時間を送れるようになると思います。

 いけばなは立派な器がなくても、植物さえあれば家にある身近な物で表現できますし、一輪挿しでもおもいさえあれば、そこにいけばなが生まれます。 誰かのために空間を華やかにしたいというおもいさえあれば何かが生まれる。それが「いけばな」なのかなと思います。どうしても「いけばな」というと、床の 間や玄関にいけるという決められたイメージがありますが、どんな場所でもいい、逆に人が「こんなところにかわいい花が!」と、びっくりしたり、感動した り、ハッとするような場所を家で見つけていけて欲しいですね。

Q今回、新宿で行われる草月いけばな展「草月会所蔵コレクションにいける」の見所は?

Aこ れまで祖父や父が集めてきた器に花をいけます。いけばなには器が必要ですが、器は水を入れる道具というだけではありません。いけばなを構成するとても重要 な要素です。漆器や陶器やガラスなどの質感や形を楽しめますし、それぞれの作家の特徴や魅力を見ていただくことができると思います。

 普通の展覧会は、出品者自身が器を用意するので、あらかじめ下いけができますが、今回は事前に器の写真とサイズや注意事項が記された資料を見るこ とができるだけ、出品者はいけこみ当日に実物の器を手にします。写真と実物の器にイメージの違いがあるかもしれません。瞬間的な出会いの中で用意した花材 でどう自分らしく表現するかという挑戦でもあり、スリリングな場になると思います。

 当日は会場で100人ぐらいが一斉にいけこみを行うので、まるで戦場です。骨格となる太い枝をのこぎりで切ったり、金槌を使ったり、いけばなというとおしとやかなイメージがありますが、体力がないとできません。(笑)

Qみなさんがいけ終わった後に、家元が直しの指示を行うのですか?

Aいいえ、草月の場合は、事前のデッサンのチェックはありますが、実際の花材は当日手にするので、枝ぶりや色が思っていたものと違っていれば、当然作品はデッサン通りにはなりません。

 いけ終わったものを直しなさいということはほとんどありません。それはいけ手の作品です。草月ではひとりひとりの表現を認めていますから。

Qお休みの日はどのように過ごしていますか?

Aなるべく街に出たり、いつも行かない場所に、ひとりの時もありますが、家族と行くようにしています。

 仕事だと行く場所が限定されて、地方に行ってもホテルと会場の往復だけということが多く、どこにも行かないで帰ってきてしまうことが多いので、気 分転換のために、仕事ではなかなか行かない場所に行きます。3歳になる姪の子どもとショッピングや公園に出かけることが、今の私にとっては新鮮で気持ちが リラックスする時間です。

Qどんなときにいけばなのイメージがわきますか?

Aたとえば展覧会だと、いける場所が決められているので、そこにあらかじめ選んだ器を置き、「この空間に花をいけるとしたら」と頭の中で想像すると、だいたいイメージはできあがります。あとはいける時その場の状況に応じて修正して一番いい状態に持って行きます。

 写真を撮るためにスタジオでいける場合は、器も花材も並んでいて、この器にこの花をいけたいと、シチュエーションというよりも器と花の出会いを楽しんでいます。そのときの自分の精神状態によってもいけるものは変わってきますね。二度と同じものはできません。

Qお弟子さんは何人くらいですか?

A会員(師範免状を持ち草月指導者連盟に所属している人)はおよそ25,000人です。最近は男性もふえてきましたが、やはり全体的に女性の方が多いですね。

Q現在では洋風なフラワーアレンジメントの人気がありますが、家元はいけばなとアレンジメントの区別なくお花を楽しんでもらいたいですか?

A はい、そうですね。どうしても分けて考えられがちですが、いける人や、スクールのやり方によっても違いますが、フラワーアレンジメントは塊の美しさ、色や華やかさ、ボリューム感が主体だと思います。

 いけばなはプラスよりマイナスしていく表現で、余計な物を切り捨てていくことで成り立つものだと思います。いけばなで一番重要なのは、線、色、塊の3つの組み合わせです。

 器も植物も数え切れないほどありますし、その中から作品を置く場所にふさわしいものを選びぬいて、組み合わせて空間を取り込んでいく作業をし、さらに必要ないものをマイナスすることにより緊張感が生みだしていくのです。

 もちろんいけばなでもプラスして華やかにしていくこともありますが、マイナスした中に植物の一番いい表情、本質的な美しさをみつけるのがいけばななので、そこがフラワーアレンジメントとの違いだと思います。

Q普段の生活にいけばなを取り入れる方法は?

A手入れをしないとお花は枯れてしまうので、精神的にも時間にも余裕がないと「ない方がいいわ」ということになってしまします。最初から大げさなことはする必要なく、グラスに赤い花を一輪入れるだけで、気持ちに変化が現れるかもしれません。

 庭にある植物も自分で切って部屋の中に持ってきて小さい器にいけるだけでも、庭で見ているときと表情が変わってきて、それもひとつの楽しみ方で す。無理なく気持ちよく「ああ、こういう時間もあっていいんだな」という瞬間が生まれます。こうしたささやかなことからはじめたらどうでしょう。

Qこれからいけばなをはじめようと思っている人にメッセージを

A「い けばな」というとむずかしいとか堅苦しいと思われがちですが、決してそんなことはありません。自由に楽しみながら自分自身を表現できるものがいけばなで す。興味があればぜひ一度体験してみてください。植物には大きな力が宿っています。植物にふれているだけでも、安らぎやパワーが得られ、新しい発見がある と思います。

Q今回の展覧会のPRを

Aパ ブロ・ピカソや富本憲吉、北大路魯山人から現在活躍中の作家まで、いろいろな作家の様々な素材の器が一堂に会し、それらに草月の個性豊かないけ手たちが挑 む展覧会です。人と器と植物との一期一会の出会いの中からどんな作品が生み出されるのか、私自身もワクワクしています。

Q一番好きな花をひとつあげると?

A季節によっても違いますが、グロリオーサ。赤い花が好きなのでよく使いますが、花びらひとつひとつに動きや表情があって好きですね。色が鮮やかで、一輪でも華やかさを持っています。

Q貴重なお話をどうもありがとうございました。展覧会のご成功をお祈りしています。

Aぜひ見にいらしてください。

草月いけばな展「草月会所蔵コレクションにいける」

■会期:6月12日(木)~17日(火)

 前期:12日(木)~14日(土)

 後期:15日(日)~17日(火)

 午前10時~午後8時 ※ただし14日は午後5時、17日は午後6時閉場

■当日券=800円 前売券=700円(15歳以下の方は無料)

 ※前売券は、草月会館3階会員サービス部または、出品者よりご購入ください。

 会場:新宿高島屋11階 〒151-8580 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 TEL(03) 5361-1111(代表)

(ヨミウリ・オンライン 遠山留美)

2008年6月10日 読売新聞)


Источник: http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/rensai/20080610ok03.htm?from=os2
Категория: Что пишут газеты | Добавил: ikebana (15.06.2008)
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